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小仙波八反田公園 |
今まで公園がなかった場所に新しい公園が出来ているのを見つけた。どうやら
今年の三月頃に出来上がったようである。この公園のすぐ隣には火葬場があり、おそらくは
地価下落対策のために作られたのであろうと思われる。公園内は芝生部分と遊具部分があるが、やはりというか鉄棒や平行棒といった気の利いた遊具は存在しない。
内田工業株式会社のAF-1301があるが、これは案内板に書いてある内容からしてもぶら下がることのみを想定しているようである。この遊具で懸垂をしようとすると横桟に体が接触する。これは以前にも書いた
中村製作所のFIT-04や
日都産業のHH-07と同じである。
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懸垂を試みると最下段横桟に接触する |
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背にして懸垂をしようとすると頭や背中に接触する |
ただし、懸垂をするためのより良い設備がある。四阿である。四阿の梁にはH形鋼が使われていて、丸棒を握るのとはまた違った感触が楽しめる。
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四阿の梁で快適な懸垂ができる |
また大変に惜しいのは、公園のすぐ隣に火葬場を糾弾するような看板があるのだが、この看板を固定するための単菅パイプの一部に板が張られていない部分があり、この中間部分の二本を取り去れば誠に懸垂しやすい状態になるはずである。
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NIMBYを象徴するかのような看板 |
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中間の二本がなければ懸垂にうってつけなのだが |
もうひとつ、この公園の滑り台は、手すりに水平な部分がないので
他の公園にある滑り台のようにディップスができない。手すりに限らず大型滑り台は大変歯がゆい構造をしていることが多い。
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ディップスが不可能な形状 |